高IQ者が好む音楽に共通する意外な特徴とは?
- MEYASUBOX
- 2020年2月24日
- 読了時間: 3分
更新日:6月17日
あなたは普段、どのような音楽を聴いていますか?
実は、音楽の好みとIQ(知能指数)には興味深い関係があることが、最新の研究で明らかになっています。
467人の高校生が対象
2019年、研究者らは高校生467人を対象に、IQと音楽の好みの関係を調べる実験を行いました。
参加者にまずIQテストを受けてもらい、その後で音楽の好みを詳しく調査したのです。
その結果、IQテストで高得点を取った人たちの音楽の好みには、ある共通点があることが判明しました。
高IQと「インストルメンタル」
高いIQを持つ人々が共通して好んでいたのは、インストルメンタル音楽でした。
インストルメンタル音楽とは、歌詞を伴わず、楽器のみで演奏される音楽のことです。
つまり、歌声ではなく楽器の音色やメロディーだけで構成された音楽を指します。
興味深いことに、音楽のジャンルによる違いは見られませんでした。
クラシック、ロック、ジャズ、ポップスなど、どのジャンルであっても、インストルメンタルであれば高IQ者に好まれる傾向があったのです。
なぜインストルメンタル音楽が好まれるのか?
高IQ者がインストルメンタル音楽を好む理由について、まだ完全には解明されていませんが、いくつかの仮説が考えられています。
歌詞のないインストルメンタル音楽では、言語以外の音の要素が脳により強く働きかけ、知的な刺激を与えている可能性があります。
例えば、クラシック音楽のピアノソナタやジャズの即興演奏などでは、歌詞に頼らず、演奏技術や音色、メロディーそのものの美しさに注意が向けられます。
このような音楽を聴くとき、脳は複雑な音のパターンやメロディーの展開を追跡し、知覚的な刺激を受けることで知性が活性化される可能性があるのです。
音楽と知性の関係をさらに探る
この研究結果は、音楽の好みが単なる娯楽の範囲を超え、私たちの認知能力と深く関わっている可能性を示唆しています。
普段何気なく聴いている音楽が、実は私たちの知的側面を反映しているかもしれません。
あなたも一度、インストルメンタル音楽に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
新たな音楽の魅力を発見できるかもしれません。
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参考文献
Račevska, E., & Tadinac, M. (2019). Intelligence, music preferences, and uses of music from the perspective of evolutionary psychology. Evolutionary Behavioral Sciences, 13(2), 101–110. https://doi.org/10.1037/ebs0000124
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